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調停離婚 期間 費用 裁判 審判

周りの反対を押し切って、私が慰謝料を妥協した理由をまとめました。冷静に考えると、その方がメリットが大きかったのです。



難航した慰謝料の問題

「慰謝料は500万払う」

「養育費は月8万で」

って言ったの、どこの誰でしたっけ?

2回目の調停の後、前夫から上記のように言われ、LINEまで来ました。ところが、3回目の調停で、

「慰謝料は300万で、愛人にも一切請求しないでほしい」

「養育費は月6万しか払わない」

「応じないなら裁判する」

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3回目の調停は、私から調停員さんと話すことになりました。その際、調停員さんに500万、8万の記載のあるLINEを見せて、「今日で終わりそうです」「もう前夫の襲来に怯えながら暮らすのは嫌だから、何としてでも決着をつけたいです!!」と、少し盛り上がっていました。調停員さんも、前夫が危害を加える可能性もあることを心配して「審判離婚」ができることも教えてくれました。

ところが、前夫との話が終わって2度目に呼ばれた時、調停員さんの表情がものすごく暗かったのです。

「たかしさん(前夫)が理論武装してきたよ。どうする?」

と、苦笑いしました。そして、上記のように話していることを聞きました。びっくりしました。どうしていいかわからなかったのですが、とにかく離婚したい思いを伝え、また、控室に戻りました。そのとき、以前計算したメモを確認しました。


慰謝料、養育費を妥協するメリット・デメリットを具体的に計算

2回目の調停の後、私は少しだけ裁判を考えていました。というのも、慰謝料の対象を前夫と愛人に広げたかったからです。愛人の卑猥な画像を裁判所に提示して、私以上に苦しんでもらいたいとずっと思っていたので、リベンジができると思っていたのです。

しかし、裁判になると離婚が先延ばしになるということも分かっていたので悩んでいて・・・その時に費用についても計算したのですが、その時のメモがこの時役に立ちました。

このまま調停離婚した場合に得られる金額

★慰謝料・・・300万円

★養育費・・・月3万円×10年1ヶ月+月3万円×11年11ヶ月=792万円

■合計・・・1092万円

裁判をして得られる(予定の)金額と必要な費用、期間

調停あと3回(3ヶ月)調停離婚+申し立て期間(半年)+裁判期間(2年)で計算しています。

★慰謝料・・・500万円

★養育費・・・月4万円×7年4ヶ月+月4万円×9年2ヶ月=792万円

☆弁護士費用・・・着手金40万円+報酬金30万円

☆慰謝料・養育費の成功報酬・・・(500万円+96万円)×0.1=60万円~120万円

☆裁判費用(印紙代のみ)・・・約3万円

■合計・・・1099万円~1159万円

そこに精神的苦痛を加えたら・・・

調停離婚で妥協したら、7万円~67万円、手元に残るお金は減りますが、そこには2年9ヶ月くらい「離婚までの期間」が伸びるという大きな問題がありました。

その期間、ずっと前夫の不倫に耐え、窮屈な思いをする・・・。考えられませんでした。また、その期間の間の子供たちの事も考えると、得る金額よりも、失う時間が本当に大切だと思いました。子供たちが子供でいる間の2年9ヶ月は、幸せであるべきとても貴重な時間です。大人の2年9ヶ月とは全く価値が異なります。


友達や両親からは裁判を勧められた

当時専業主婦だったことや、まだ家を建てたばかりだったこともあり、友達や両親は裁判をしてしっかりお金をもらった方がいいと言いました。

ただ、何なのでしょうか・・・調停員さんが前夫と話している間の待ち時間(15分程度だったでしょうか・・・)その間に強く

「今日絶対に離婚しなきゃ!」

という考えが芽生え確固たるものになったのです。。

前夫がガッツポーズしている姿も浮かんで、悔しくも思いましたが、今日ここで離婚することが一番賢い選択だと思いました。



審判離婚でも良かったけれど・・・

審判離婚でもいいかなと思ったのですが、調停員さんとも話し合って、慰謝料と養育費を妥協し、その日に離婚することに決めました。審判離婚の場合、慰謝料や養育費はすべて裁判官に一任することになります。そうすると、今よりも低い数字が提示されるかもしれないと言われ、それだけは避けたいと思いました。私を担当してくれた調停員さんは、本当に素晴らしい方たちでした。信頼もできたし、どちらかに偏るということもなく、知識も豊富で・・・なので、その日に離婚するということにも自信が持てたのだと思います。

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裁判官が調停調書を読み上げているとき、あまりの嬉しさにポロポロと涙がこぼれました。

調停員さんから、最後に

「あなたはやさしすぎたのよ。きっとすぐにいい人が見つかるから、その時は、やさしいだけじゃなくて、時には強くでて、今度こそ幸せになって」

と言われました。このとき、本当に今日離婚してよかったと痛感しました。

その後、前夫は先に帰ってもらい、私は手続きへ。嬉しさに顔がゆるんでいる状態で、更に辛い日々を思い出して涙が溢れ、ちぐはぐなぐちゃぐちゃな顔をしながら書類の手続きをしました。親切にやさしく色々と対応してくれた書記官にお礼を言って、裁判所を去ろうとしたら・・・なんと

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前夫登場。。。

顔を合わせなくていいようにとの配慮もあって、前夫は先に帰ったのに、戻ってきました。そして、

「調書に、愛人の画像や動画を削除するって入れてもらえませんか!?」

って大声で叫んでました(笑)。

「もう無理です」

と、書記官の呆れたような声が聞こえて、廊下で吹き出してしまいました。せっかくなので、愛人の画像等プリントアウトしたもの一式を、前夫の車のワイパーに挟んでおいてあげました。私が持っていても仕方ないんで♪

 

さよなら、前夫!!!

 

新しい日々が始まった瞬間でした。